社長コラム

社長コラム 2021

第116回(1月6日)『2022年 新年のご挨拶』

株主の皆様

 明けましておめでとうございます。 昨年は当社にとって非常に厳しい1年となりました。予期しなかった中外製薬からの契約解消につきましてはとても残念であり,皆様には大変なご心配をおかけすることになりました。

 昨年末には中外製薬とTermination Agreementを締結しました。今年10月までの正式契約解消に向けて現在,会社を挙げて中外製薬からの臨床試験の引継ぎを中心に,各種手続きを開始しています。それに伴い,臨床開発や製造関係のスタッフを増強し,2024年度の承認申請に向けて全力投球してゆきたいと思います。

 同時に,世界に向けたテロメライシンのライセンス活動も再開しています。昨年までは,残されていた中国地域のライセンスに関して,中外製薬を第一候補として活動してきました。中外製薬との契約解消を受け,現在,新たな製薬企業に対し,日本での「先駆け審査指定」やアメリカでの「オーファンドラッグ指定」をテコにアプローチしています。早期のライセンスに繋げてゆきたいと思います。

 新型コロナ治療薬OBP-2011については,前臨床試験が順次進行しています。新しいメカニズムでウイルスの増殖を抑制する点が評価され,欧米の大手製薬企業とライセンスに関する話し合いを続けています。

 今年は,昨年のマイナスを取り戻すだけではなく,世界でも例のない「ウイルス創薬企業」として,より成長できるよう,昨年にも増して研究開発とビジネス活動に専念するとともに,社員の研修も強化して皆様のご期待に沿えるよう活動してゆきます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2022年1月6日
オンコリスバイオファーマ株式会社
代表取締役社長 浦田泰生

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