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よくあるご質問

会社概要

会社の設立はいつですか?
2004年3月18日です。

創業者の浦田は、会社設立直前まで大手製薬会社で20年超、新薬開発に携わっておりました。抗HIV薬や中枢神経系、循環器系、アルツハイマー病などの薬のプロジェクトリーダーとして、その開発・上市に深く関わり、創業前には3つのがんプロジェクトを推進していました。その当時、抗がん剤開発に関してサイエンス面でのアドバイスを頂いたのが、岡山大学医学部消化器腫瘍外科の田中先生・藤原先生でした。また、同時期には親族が抗がん剤の副作用に苦しみながらがんによって命を奪われるという苦い経験があり、抗がん剤開発への思いを更に強くしていました。
しかし、勤務していた会社の経営判断で、がんプロジェクトからの撤退が決定しました。
その後、田中先生・藤原先生との再会などがあり、新たな抗がん剤の開発と商品化を目的として2004年3月に起業することを決意しました。
起業時はこの会社でどのようなことをしようと考えましたか?
『全く新しいコンセプトの抗がん剤を医療の現場に届けたい』と考えました。

創業以前、ウイルスでがんを殺すことを研究している海外のバイオベンチャー企業を訪問した際には、「自分のやりたいプロジェクトを立ち上げて開発を進めている夢のような仕事」、「日本で同じことが出来たらよい」という思いを強く持ちました。

がん学会で久し振りに岡山大学の田中先生・藤原先生と再会した際、両先生が「ウイルスでがんを殺す」という全く同じアイデアで研究を行っていることを知りました。それが現在の腫瘍溶解ウイルスOBP-301(テロメライシン)です。
更に、両先生は、テロメライシンを研究に留めるのではなく、事業化するために企業設立を検討していました。そのために、テロメライシンを商品化まで漕ぎ着けられるノウハウを持った経営者を探していました。

浦田は、テロメライシンの特許取得の目途を確認した上で、「サイエンスと経営を分離すること」、「スリムな経営を行うこと」などを両先生と約束し、代表取締役社長として起業しました。
どのような事業を行っていますか?
「ウイルス研究に立脚した創薬」というコンセプトの下、医薬品事業と検査事業を推進しています。

現在、医薬品事業では、がんとHIVなどの重症感染症を主な対象領域として安全で有効な新薬を創出することを目指しています。「ウイルスの増殖力を活かした医薬品(OBP-301(テロメライシン))」、「ウイルスの増殖過程を叩く医薬品(OBP-601(Censavudine))」及び「がんのDNA構造変化に着目した医薬品(OBP-801)」の開発です。
将来は、希少疾病領域の医薬品開発にも貢献したいと考えています。
検査事業では、「ウイルスで光らせるがん検査薬テロメスキャン®(OBP-401/1101)を用いた身体への負担の少ないがん検査法」を開発・提供しています。
なぜ、将来は「希少疾病」に取り組みたいと思っているのですか?
世界には有効な治療がなく、救われない病気で苦しんでいる患者さんが多くいらっしゃるためです。

医療現場には、手の施しようがない難病に対して、地道な研究を続けている医師がたくさんいらっしゃいます。しかし、医師の力だけでは難病治療薬を世に出すことは不可能です。

当社には、創薬開発で培った経験・知識、希少疾病に造詣の深い医師やバイオベンチャー企業とのネットワークがあります。世界では使われていても、患者数が少ないという理由で日本では未承認の薬を導入し、いち早く患者さんの元に届けていきたいと思っています。
社名の由来は何ですか?
創業時の思いを社名に込めました。

「オンコリス」について
テロメライシンは、腫瘍溶解性ウイルス(oncolytic virus)です。オンコリスは、がんを溶かす(oncolysis)という意味の医学用語を基にした造語で、「がんをやっつける薬を新たに作る」という思いを込めました。

「バイオ」について
テロメライシンは遺伝子改変ウイルスであり、バイオ創薬の1つです。「バイオ創薬を次世代医療に活かしたい」という思いを込めました。

「ファーマ」について
医薬品を示すpharmaceuticalsの略語です。「薬の開発に携わり、商品化して医療現場に届ける」という思いを込めました。
役職員は何名ですか?
2016年12月末の役職員数は38名です。

当社の組織に対する考えは「縦割り組織ではなく、課題解決に対して有機的に対応できるプロジェクトチームの複合体のようにしたい」というものです。しかしながら、現在では当社はまだまだ発展途上であり、理想とする組織像にはまだ至っていない、と考えています。
人材育成が企業発展の要です。今後は若い社員を採用し、五感で研究開発に触れることで、入社2-3年後にはプロジェクトリーダーに抜擢することが出来る創薬企業を目指しています。
また、ビジネス面では、従来の医薬品の開発・販売権を付与することで対価を得るライセンス事業に加え、がん検査事業に特化した部署を構築しています。今後は、がん検査事業を、安定的かつ恒常的な収入を得ることのできる事業に育てていきたいと考えています。

経営戦略

どのように事業活動により収入を得る事業モデルですか?
現在、当社は医薬品を製造・販売する製薬会社ではありません。新薬開発のライセンス収入と検査事業収入を得る事業モデルです。

一般に新薬の開発には10-15年、数百億円以上のコストがかかると言われています。そのため、新薬を短期間で開発して販売することは出来ません。当社は医薬品の開発を一定段階まで進め、残りの開発・販売を製薬会社に任せることが、早期に医薬品を医療現場に届けられる条件と考えています。医薬品や検査薬を開発・販売する権利の対価として、開発の進展に応じたマイルストーン収入と市販後の売上高に応じたロイヤリティ収入を受け取ります。
検査事業では、医療機関から検査を受託して収入を得ています。将来は、当社が検査センターへ検査キットを供給することで収入を得たいと考えています。
他の創薬バイオベンチャー企業との違いはありますか?
ライセンスモデルに加え、検査事業を保有しています。

ライセンスモデルは、国内や欧米の創薬バイオベンチャー企業の標準的な事業モデルです。但し、当社は検査事業を持っている点が大きく違います。検査事業を今後育てることで、安定収益の基盤を固めていく考えです。
さらに、「海外では販売中であるが国内では未承認」という薬を導入して、希少疾病薬の領域にも参入することを考えています。早期に希少疾病薬を国内販売できる体制を構築し、自社販売の製薬会社型の事業モデルを加えることを目指しています。
どのような思いで創薬事業に臨んでいますか?
世界には良い薬がまだまだ少ないと強く思っています。

当社は、4つの条件を満たした薬を良い薬と考えています。「よく効く」、「副作用が少ない」、「摂取しやすい」、「医療関係者が困っていることを解決する」の4点です。
まだ救われない患者は多くいらっしゃいます。医療現場は、新たな薬を待ち望んでいます。

命は与えられたが、薬が無い。このような患者さんを少しでも早く救うために、今後も一貫して創薬開発を進めていきます。

「オンコリスなしでは医療現場が、ひいては患者さんが困る」そういう存在感のある創薬を展開していきたいと考えています。

パイプライン

腫瘍溶解ウイルスOBP-301(テロメライシン)は、どのような特徴がありますか?
「風邪のウイルスでがんを殺す薬」を目指し、開発しています。

腫瘍溶解ウイルスOBP-301(テロメライシン)は、正常細胞では増殖せず、がん細胞で増殖するように風邪のウイルスを遺伝子改変した抗がん剤です。風邪のウイルスを起源としているため、発熱程度の副作用は確認されています。
しかし、薬は効果とリスクのバランスが重要です。当然ではありますが、がんは発熱よりもリスクが高いです。テロメライシンは、ウイルスが持つ増殖能力を活かした局所療法として、手術や放射線に続くがん局所療法の地位を築きたいと考えています。
新規エピジェネティックがん治療薬OBP-801は、どのような特徴がありますか?
「遺伝子構造の変化に注目した抗がん剤」として、開発しています。

2013年、米国の女優が発がん予防のために乳房を切除し、話題を呼びました。彼女の生まれ持った遺伝子配列が、高いがん発症リスクの原因だったのです。

一方で、誕生時に発がん遺伝子を持たない方も、周辺環境の様々な影響によって遺伝子構造が変化し、遺伝子発現に影響を受ける場合があります。このような誕生後の後天的な遺伝子構造の変化を「エピジェネティック」な変化といいます。
エピジェネティックな変化を招く酵素の1つに、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)があります。がん細胞ではHDACの発現が上昇していると言われており、これにより「がん抑制遺伝子」の発現が抑制されていることが知られています。「がん抑制遺伝子」の発現が抑制されると、がん化した細胞は死滅することなく、増殖を繰り返してやがてがん組織を形成します。

長野県の土壌から発見された緑膿菌が作り出す物質であるOBP-801は、HDACを阻害することで、エピジェネティックな変化を正常に戻します。その結果、がん抑制遺伝子の発現が誘導され、がん化した細胞を細胞死へ導くことでがんの増殖を抑制します。
OBP-601(Censavudine)は、どのような特徴がありますか?
「HIV複製の第一段階を阻害する薬」として、開発しています。

HIVウイルスは複製して増殖しながら、人間の免疫機能を低下させます。複製にはさまざまなステップがありますが、最初に遺伝子の読み取り装置であるRNAが逆転写して、記録媒体であるDNAになります。記録媒体のDNAは核に組み込まれ、細胞がHIVウイルス生産工場になります。
抗HIV薬であるOBP-601は、逆転写に必要な酵素を阻害します。OBP-601は、HIVの複製の第一段階を阻害する抗HIV薬です。

また、HIV治療では、ウイルスが耐性を獲得することを避けるため、3~4剤を組み合わせて治療します。しかし、HIVを体内から完全に排除できる治療ではありません。そのため、薬を一生飲み続ける必要があります。
OBP-601は既存薬と同等以上の有効性を示すと共に、既存の耐性ウイルスに有効性を示したり、既存薬と比較して長期投与に伴う様々な副作用が軽減されるなどの特徴があります。
テロメスキャン®(OBP-401/1101)は、どのような特徴がありますか?
「血中に漏れだした微量ながん細胞をキャッチする検査薬」を目指しています。

既存の検査方法では、微小ながんは見つかりません。血中浮遊がん細胞検査薬テロメスキャン®(OBP-401/1101)は、それらを見つけることが出来る可能性があります。がんの検査薬全体に言えることですが、ひとつの検査薬単体でがんを確定診断する訳ではありません。テロメスキャンは、がん細胞発見の端緒となる存在、精密さを高める役割に育てていきたいと考えています。

当社は、「がんの遺伝子変異を分析して適切な治療法を選択する時代になる」と考えています。しかし、術後にがんが脳や施術部位近辺へ転移した場合、遺伝子解析のためにがん細胞を患部から直接取ることが出来ません。
当社は、テロメスキャンを用いて血中を浮遊するがん細胞を捕捉し、適切な治療法選択の時代に貢献したいと考えています。
各種パイプラインの治験に、どうすれば参加できますか?
申し訳ございませんが、当社から医療機関へご参加を斡旋することは出来ません。

治験に参加される方の人権と安全性を最大限守るために、病状・病歴・合併症有無・通院可否・性別・年齢などの厳密な基準が設定されています。そのため、御本人が参加を希望されても、参加頂けない場合もございます。
かかりつけの主治医とよくご相談ください。

決算関連

決算期はいつですか?
12月決算です。
決算発表はいつごろ行われますか?
通期の決算発表は毎年2月に行います。詳細はIRカレンダーをご確認ください。
過去の業績推移を教えてください
当社HPのIR情報及び財務ハイライトをご確認ください。
最近の決算資料を見たいのですが。
当社HPのIR情報及びIRライブラリをご確認ください。

株式関連

上場したのはいつですか?
2013年12月6日です。
上場市場はどこですか?
東証マザーズ市場へ上場しました。
上場に至った目的は?
より積極的に医薬品及び検査薬の研究開発を実施するための資金調達、および優秀な人財採用を進めることが目的です。
証券コードを教えてください。
4588です。
単元株式数は何株ですか?
100株が1単元です。
株式名簿管理人はどこですか?
三井住友信託銀行です。
株式の諸手続きの窓口はどこですか?
住所、氏名のご変更、配当金受取方法のご指定のお手続きに関する問い合わせ先は、お取引の証券会社までご連絡ください。但し、特別口座で株式をお持ちの株主様は、三井住友信託銀行株式会社にお問い合わせください。
株主優待制度はありますか?
現在は、設けていません。
配当金はいつ現在の株主に支払われますか?
また、いつごろ支払いされますか?
当社は、研究開発型ベンチャー企業として、先行投資的な事業資金等を支出してまいりましたため、これまで利益配当の実績はありません。しかしながら、株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しており、今後の株主に対する利益配分については、今後の経営成績及び財政状況を勘案しながら早期に配当を実現すべく検討してまいります。
問い合わせ、資料請求したい場合はどうすればよいですか?
当社HPの「お問い合わせフォーム」より御問い合わせください。
公告の方法について教えてください。
当社HPにて電子公告で開示します。
現在の株価はいくらですか?
株価情報につきましては「株価情報」をご確認ください。

株主総会

株主総会はいつ開催されますか?
毎年3月に定時株主総会を開催しています。
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