パイプライン

OBP-2011

新型コロナウイルスに特異的な治療薬を開発

概要

新型コロナウイルス感染症治療薬 OBP-2011は、新型コロナウイルス感染症の原因ウイルスであるSARS-CoV-2を強く阻害する化合物です。
2006年に鹿児島大学と共同研究契約を締結し、創薬研究を進めてきました。その結果、新型コロナウイルス感染症の原因ウイルスであるSARS-CoV-2に対してより抗ウイルス効果の高いOBP-2011を見出しました。この化合物はこれまでに行われた前臨床試験の結果から、経口投与が可能であることが確認されており、探索的毒性試験や探索的遺伝毒性試験においても検査の異常は認められませんでした。また、イギリス型やブラジル型などのワクチン治療に抵抗性を示す可能性のある変異型コロナウイルス株や、重症急性呼吸器症候群(SARS)および中東型呼吸器症候群(MERS)ウイルスに対しても、野生型と同等の活性を示すことが細胞培養系の実験で確認されています。

既に欧米や日本国内においてもワクチンの接種が開始され、ワクチンによるパンデミックの抑制が試みられています。しかしながら変異株に対するワクチンの効果は、いずれのワクチンも、実験室での実験や臨床試験だけでは不明な点も多く、世界保健機関(WHO)はより多くのデータで詳しく分析する必要があるという認識を示しています。また、ワクチン接種率が上がらないなど、ワクチンによる予防だけではパンデミックを抑えることは容易ではないと考えられています。既に21世紀に入り3度(SARS、MERS、COVID-19)のコロナウイルスによるパンデミックが発生しており、数年単位で繰り返されるパンデミックはこれからも発生する可能性が高いと予想されています。当社は、PCR検査陽性の患者様を対象に、SARS-CoV-2の短期間での陰性化を目標に経口投与が可能な治療薬の開発を目指してまいります。

対象疾患

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

開発の状況

前臨床試験の段階です。
進捗に関しては、「パイプラインの概要:パイプラインの進捗一覧 」をご参照ください。
開発進捗に関する詳細は、決算短信に記載の「研究開発活動 」をご参照ください。

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