社長メッセージ
私たちは、ウイルス学に立脚した技術を駆使して、がんや重症感染症の治療法にイノベーションを起こし、世界の医療に貢献することを使命としています。
特に、がんのウイルス療法OBP-301やOBP-702などの「がんのウイルス療法領域」と、ウイルス感染症治療薬OBP-2011を中心とした「重症ウイルス感染症領域」でパイプラインを構築し、「ウイルス創薬企業」として成長を目指しています。また、これまでHIV感染症治療薬として開発してきたOBP-601はドラッグリポジショニングにより神経難病治療薬として開発されています。今後は、自社によるOBP-301の販売開始や日本以外のアライアンスを推進し、各パイプラインの開発進展や製薬企業とのアライアンス活動を進め、さらに新規パイプラインの創製にも取り組んでゆく方針です。
これまで当社は、パイプラインの開発を一定段階まで進め、その後の開発や販売は製薬企業へライセンスを許諾し、その対価として契約一時金やマイルストーン、ロイヤリティ収入などを得るというライセンス型事業モデルを展開してきました。しかし、今後は従来のライセンス型事業モデルに加えて、自社で製造販売承認を得る製薬会社型事業モデルの展開を行う「ライセンス型事業モデルと製薬会社型事業モデルのハイブリッド」へ移行を進めています。
また、今後参入を目指している希少疾病領域では、患者数が少なくマーケットが小さいが故に大手製薬企業ではその治療薬の開発が見送られています。しかし、この領域では医療ニーズが高いために、小規模の臨床試験を行った後に、短期間で医薬品の承認取得が見込まれます。「有効な治療法の無い難病に画期的な新薬をお届けする」というコンセプトの下、私たちは将来自社販売を目指したいと考えています。
2013年12月の株式上場後、多くの株主様から様々なご意見を頂戴しています。時にはお叱りもございますが、その大半は私たちへの期待を込めた励ましのお言葉が多く、大きな支えになっています。今後も、私たちの「考えていること」や「行っていること」を、株主の皆様へより分かりやすくお伝えできるように努めてまいります。
また、難治性がんや治療法がない難病、希少疾病を患っておられる患者様に革新的な医薬品をお届けするため、新薬開発への情熱を持ち、私たち自身が自己改革を重ねることにより、今日よりも明日の治療をより良いものとし、患者様の力となっていきたいと考えています。
私たちは、新薬開発をこのように位置づけ、一つひとつの新薬開発が難病治療の進歩への確かな足跡となることを目指し、その開発に取り組んでまいります。
オンコリスバイオファーマ株式会社
代表取締役社長 浦田泰生














